暦表時・力学時・座標時は全て惑星の運動を計算するための一様な時刻を与える時刻系である。
暦表時(ET)は暦表秒、すなわち回帰年のある整数分の1で定義された秒に基づく時刻系で現在は使われない。暦表秒は1956年から1967年までSI秒の基準であった。暦表時は1984年に廃止された。地球表面での用途についてはETは地球力学時(TDT)で置き換えられ、TDTはその後地球時(TT)として再定義された。天体暦の計算用途には、ET太陽系力学時(TDB)で置き換えられた。しかしTDBの定義では不足があったため太陽系全体での用途については太陽系座標時(TCB)で、また地球近傍での用途には地球座標時(TCG)で再度置き換えられている。実際には天体暦の計算はTephと呼ばれるTCBと線形的に関係する時刻が使われているが、これは公式には定義されていない。
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地球力学時(TDT)は暦表時に代わる時刻系で、暦表時との連続性を維持していた。TDTは一様に進む原子時に基づく時間間隔を持ち、SI秒を単位とした。TDTはTAIと結び付いていたがTAIの原点の定義には若干任意性があったため、TDTはTAIと32.184秒という定数秒だけずれを持たせていた。このずれによって暦表時との連続性が保たれた。地球力学時は現在は地球時として再定義されている。